2017.9.29

【8.29-30】RA協議会第3回年次大会参加ご報告

 8月29日(火)と30日(水)の2日間、徳島市のあわぎんホールで開催されたRA協議会第3回年次大会に参加しました。
参加者は、全国の大学や研究機関のURAや産学連携コーディネータ、政府系機関や企業のスタッフなど約530名です。電通大からは、研究戦略統括室のURA4名と研究推進課1名の合計5名が参加しました。

 このRA協議会は、URA等が参加する最も大きな団体で、現在組織内個人会員280名、組織外個人会員156名の合計436名の組織です。
今回の年次大会のテーマは、「大学の新たな機能としてのURA」であり、URAの職制が多くの大学や研究機関に普及・定着しつつある中、新たな機能としてどのように組織の経営や研究力強化、研究支援などに貢献するかについて、多くの事例発表やパネルディスカッションなどが活発に行われました。

 電通大は、筑波大と協働で「研究者探索の仕組み構築と課題への対応」をテーマに、セッションを企画・運営し、科学技術振興機構(JST)や名古屋大における大型プロジェクトの企画および研究者探索のプレゼンの後、セッションの参加者とともに、学内外における研究者の探索の仕組みや課題への対応について討議を行いました。
本セッションでは、前回のメルマガでも取り上げられたURA共創プラットフォーム「CoPURA(コプラ)」も紹介しました。
セッション終了後には複数の大学からCoPURAへの賛同と参加要望がありました。

 また「学際研究プロジェクト創成へのアプローチ」のセッションでは、UECコミュニケーションサロンを、さらにはポスターセッションでは「若手研究者とURAによるUEC未来研究戦略タスクフォースの取り組み」の紹介を行うなど、ネットワーク型URAのアクティビティを他の大学や研究機関の方々に強くアピールすることができたと思います。

 2019年度の第5回年次大会は、電通大が主幹機関となり、首都圏初の大会として、多くの関係者の参加が見込まれています。
今後、調布市など周辺自治体とも連携し、大会会場の確保やプログラムの企画策定を行う予定です。
他大学・研究機関の研究力強化の取り組みなどを知る良い機会ですので、研究者、事務職員の方々も是非ご参加下さい。

(森倉 晋/電気通信大学 研究戦略統括室)